香港4歳シリーズを締めくくる香港ダービー(芝2000メートル)が24日(日)、シャティン競馬場で行われます。

香港競馬のトップとして活躍するロマンチックウォリアーは3年前のダービー馬。それ以前も、のちに年度代表馬に輝いたアンビシャスドラゴン(11年)、デザインズオンローム(14年)、ワーザー(16年)、ラッパードラゴン(17年)、ゴールデンシックスティ(20年)などが、ここを始点に名馬への道を歩んでいます。

今年の香港ダービーは以下の14頭で争われます。

枠番(馬番)馬名 騎手 印

1(13)ローライダース H・ボウマン

2(9)キャップフェレット C・ウイリアムズ

3(7)ミックリー R・ムーア

4(1)ルビーロット B・アブデュラ ◎

5(14)ビューティーアライアンス A・バデル

6(6)パッキングエンジェル J・モレイラ △

7(8)ノイジーボーイ C・スミヨン ☆

8(3)ヨハネスブラームス A・アッゼニ ▲

9(5)バンドルアワード B・トンプソン △

10(12)マークウイン W・ビュイック

11(11)カリフォルニアトータリティ J・オーマン

12(4)スタニングピーチ C・ティータン

13(10)ステップスアヘッド L・ヒューイットソン

14(2)マイウイッシュ L・フェラリス ◯

人気はシリーズ初戦となった1月の香港チャンピオンズマイル(芝1600メートル)を制したマイウイッシュ(セン4、父フライングアーティ)と、2冠目の香港チャンピオンズカップ(芝1800メートル)で、マイウイッシュを差し切ったルビーロット(セン4、父ルビック)の2頭が集めています。能力は折り紙つきの2頭ですが、不安があるとすれば、ともに初めての2000メートル戦でしょう。

この2頭をまとめて負かせば、香港チャンピオンズカップで3着したヨハネスブラームス(セン4)です。父はシンエンペラーと同じシユーニ、距離延長は好材料でしょう。

伏兵候補の筆頭は、リアルスティールを父に持つ豪州産馬ノイジーボーイ(セン4)です。香港ではここまで5戦して芝の2200メートルと2000メートルで各1勝。香港クラシックカップ(13着)は末脚不発で見るべきものがありませんでしたが、連覇を狙うイップ調教師は06年の香港ダービー(勝ち馬ヴィヴァパタカ)を勝っているC・スミヨン騎手をフランスから呼びよせて、大一番での巻き返しに自信をうかがわせています。前走の一般戦の勝ちっぷりの良かったバンドルアワード(セン4、父シェーマスアワード)、香港クラシックカップは4着だったものの、これに続いてジョアン・モレイラ騎手を鞍上に配するパッキングエンジェル(セン4、父ショッキング)にもチャンスがありそうです。

(ターフライター奥野庸介)

※競走成績などは2025年3月20日現在