香港から遠征した世界最強スプリンター、カーインライジング(セン5、D・ヘイズ)が断然人気に応えた。鞍上はザカリー・パートン騎手で勝ちタイムは1分8秒13。通算成績は17戦15勝2着2回。自身の連勝を14連勝(G1・5勝)に伸ばすことになった。

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管理するデヴィッド・ヘイズ調教師(62)はオーストラリア出身のベテラントレーナー。現在は息子たちにオーストラリアの厩舎を任せ、自身は香港で厩舎を運営しているが、今回はカーインライジングという最強馬で故郷に錦を飾る結果になった。

ヘイズ師はレース直後のインタビューで90年のジャパンCをベタールースンアップで勝ったことについて問われ、「ベタールースンアップは私が管理した最後の世界チャンピオンホースであり、次に現れたのがカーインライジングです。多くの管理馬がいましたが、この2頭が私の最強馬(スター)です」とコメントしている。今回のジ・エベレストの勝利については「香港競馬にとって素晴らしいレースになると思います。カーインライジングは香港のアイドルですから」とその意義を語っている。

ベタールースンアップは90年にコックスプレートを勝利。ジャパンCではオード、カコイーシーズと横一線の追い比べを制している(日本馬はホワイトストーンが4着、ヤエノムテキが6着、オグリキャップが11着、オサイチジョージが13着、ジョージモナークが15着)。