凱旋門賞(10月4日)へ向け、現地の前哨戦が行われた。

絶好調のグラファール厩舎&アガカーン・スタッズ(馬主)が送り出したヴァランディール(牡)が3歳馬の前哨戦、ニエル賞を快勝した。鞍上はミカエル・バルザローナで勝ちタイムは2分25秒70。愛ダービー馬で、前走キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで3着に好走していた1番人気ベンヴェヌートチェッリーニは5着に沈んだ。

デビュー4戦目の前走G1パリ大賞は4着に敗れ、初黒星を喫したヴァランディールだが、オカール賞に続く重賞2勝目。通算成績は5戦4勝となった。

昨年のジャパンC覇者カランダガン、凱旋門賞馬ダリズも所有する「アガカーン・スタッズ」のレーシングマネジャー、ネモネ・ルース氏は「それほど驚きではありませんでした」とこの日の勝利を振り返り、「もちろん、レース前に『アイリッシュダービー馬を負かせる』と断言することはできませんでしたが、我々の馬のポテンシャルには自信を持っていました。次は凱旋門賞になるかもしれません。オーナー(ザラ王女)がどうされたいか相談する必要があります。ですが、彼には挑戦する資格がありますから、可能性はあると思います。彼は我々の所有種牡馬ザラクの産駒であり、去勢していない牡馬です。まだ成長の余地があると思いますし、挑戦しない手はないでしょう。もし馬場が非常に柔らかくなったとしても、彼にとっては問題ないと思います。どんな馬場状態でもこなせる馬ですから」と参戦に前向きな姿勢を見せている。