前検日はぎっくり腰の不安を抱えていた永田隼一(39=福岡)だが、ふたを開ければ予選1Rを赤板からの仕掛けで悠々と押し切った。

「自分の中で先行は作戦メニューにはなかった。状態は決して良くないし、気持ちは焦ったままなのに行けましたね」と本人も不思議そう。「結構長い距離を踏んで押し切れたので、少し不安はなくなった。初日をクリアできたのが気持ち的にも大きい」と準決に向けて意欲を見せていた。