準決は石田拓真(23=愛知)がダークホースとなるか注目だ。予選4Rは中部トリオで連独占の立役者になった。3番手の板橋慎治がSを取り、番手の後藤彰仁は上川直紀のまくりを猛ブロック。果敢に突っ張った石田はそのまま押し切った。

支線の評価を見事に覆した。「いつも自分がメインだと思って戦っている。気持ちが大事。突っ張って勝ったのは自信に。もちろん、後藤さんや板橋さんの力も大きかった」と、中部のライン力にも感謝した。そして「来期に向けてもあるし、また頑張る」と準決以降の力走を約束した。

24年後期に競走得点91点オーバーで25年後期(7月~)のS級初昇格が内定したが、昨年秋口にウエートトレによる右膝半月板損傷の大けがを負った。そんな負の流れから、ようやく脱出した中部のホープ。優勝した昨年10月函館以来の決勝進出へペダルに力を込める。