三度目の正直-。松橋監督が率いる今季のチームに3連敗はない。J1アルビレックス新潟は22日、昨季リーグ王者の神戸に2-3で逆転負けし、2連敗となった。リーグ戦の2連敗は今季5度目だが、過去4度の直後の試合は△○○○。ここまで必ず逆境をはね返しており、次節27日のアウェー川崎F戦でも勝ち点3獲得が期待される。
屈辱の2連敗を喫したが、FW長倉幹樹とFW小野裕二の2トップが連覇を目指す相手からそろってゴールを決めた。新潟の基本布陣といえば、トップ下を置く4-2-3-1だったが、ここ最近は4-4-2。この日もこれまでトップ下が主戦場だったMF高木善朗が右サイドMFで先発。好調の長倉が先発FWに定着し、その相方に31歳の小野か35歳のFW鈴木孝司が起用されるようになった。
単純に最前線が2人に増えたことで得点力がアップ。今季は31試合で42得点となり、昨季の34試合で記録した36得点を上回った。2トップがペナルティーエリア内へ勢いよく入っていくことでサイド攻撃の機能性が高まり、クロスからの得点が増加。攻撃の「幅」が広がり、得意の中央突破の勢いも増す好循環だ。
実際、神戸戦では前半31分に長倉がMF谷口海斗の左クロスを頭で合わせ、その5分後に小野がDF橋本健人のスルーパスに抜け出してゴールを決めた。
松橋監督は「攻撃の部分では、本来持っている個々のアイデア、優位性をうまくつくることができた。これを続けて3点、4点目につなげたい」と言った。失点は31試合で46点と、昨季の40点を既に上回る。確かに守備の課題は多いが、神頼みではなく、3点目を狙う攻撃的な姿勢があれば、3連敗はない。
【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「解析料理」)
◆今季J1新潟の2連敗で迎えた試合
4月3日 0●2 磐田
4月7日 0●1 C大阪
4月13日 1△1 札幌
5月6日 2●3 神戸
5月11日 2●4 浦和
5月15日 3○1 横浜
5月19日 1●2 湘南
5月25日 1●2 福岡
6月1日 3○1 町田
7月6日 3●4 鳥栖
7月13日 0●2 東京
7月20日 2○1 C大阪
9月18日 0●3 名古屋
9月22日 2●3 神戸
9月27日 ? 川崎F




