6日の国際親善試合ニュージーランド戦に臨む日本代表が5日、会場の愛知・豊田スタジアムで前日練習を行った。

 DF酒井宏樹(28=マルセイユ)はW杯ロシア大会・アジア最終予選から右サイドバックの定位置をつかみ、累積警告で出場停止となった昨年10月のオーストラリア戦をのぞき、11試合で先発を務めてきた。ニュージーランド戦では最終ラインに新たな選手の起用の可能性も高いが、酒井宏は「お互い合わせないと。新しく入った選手がスムーズに入れるようにみんなでやっていければ」と見据えた。

 所属のマルセイユとは21年までの契約延長が発表され「居心地がよくていいプレーができていて評価してくれた」と話す。ブラジル代表FWネイマールら強豪国の精鋭が集うパリ・サンジェルマン戦も今月に控え「リーグの38試合すべて大事ですが、楽しみしかない」と“プレW杯”を心待ちにしていた。