日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が選手の発言にくぎを刺した。ウクライナ戦の前日会見で「何か問題があれば、内部で解決するもの。外部への発言は良くない」とピシャリ。マリ戦後に選手から漏れた指揮官への不満めいた言葉を指摘したとみられ、選手にも通達した。

 ハリルホジッチ監督の苦言にも選手たちは冷静だった。主将のMF長谷部は「誰の発言に対してか分からないし、外に向けて言う必要もないけど、各自の裁量で話していいとは思う。人それぞれだし、意見まで完全に合わせようとは思わない」と持論を展開。GK川島も「3年前から監督が言っていることは変わらない。10年と状況が似てると言われても、僕らが向かうのは18年」と受け流した。