ロシアに行くのは誰？　日刊スポーツではＷ杯（ワールドカップ）ロシア大会の日本代表入りを目指す戦いを、１試合ごとに「Ｎ（ニッカン）ポイント」として独自評価しアピール度を採点してきた。区切りのウクライナ戦を終え、Ｎポイントを１つの基準として、実力、実績、これまでのアピール度などすべてを加味し、予備登録３５人を独自に選出。最終２３人入りの可能性も探ってみた。

　最終ラインのレギュラー、右から酒井宏、吉田、槙野、長友は絶対的。特に、吉田と酒井宏は代えの利かない存在であることが、けがで不在だった今回のベルギー遠征で際立った。この冬に出場機会を求めて移籍しトルコを「最高です」と愛する長友も絶対的な評価を得ている。センターバック（ＣＢ）の３番手が昌子、ここまでの序列ははっきりしている。若い植田と経験豊富な森重では、右サイドバックでも起用された植田の利便性が大きなアピールポイントか。酒井高はここにきて苦しい立場に。

◆ＤＦ（１０人）

長友佑都（３１＝ガラタサライ）６・０

槙野智章（３０＝浦和）９・０

森重真人（３０＝東京）０・０

酒井宏樹（２７＝マルセイユ）４・０

車屋紳太郎（２５＝川崎Ｆ）０・５

昌子源（２５＝鹿島）３・０

遠藤航（２５＝浦和）２・０

植田直通（２３＝鹿島）４・０

吉田麻也（２９＝サウサンプトン）３・０

酒井高徳（２７＝ハンブルガーＳＶ）３・０

※最後の数字はＮポイント