U-22日本代表のMF堂安律(21=PSV)と食野(めしの)亮太郎(21=ハーツ)が18日午前、前日のU-22コロンビア戦(広島・Eスタ)から一夜明けて関西空港からそれぞれの所属クラブへと戻った。

日本が完敗した前日の試合後、堂安は「1対1の局面で上回られた。もっと(レベルを)上げないといけない」とチーム全体に提言していたが、この日も「もちろん、それ(リーダーとしての自覚)もあるが、ただ思ったことは伝えたい。A代表で感じたとしても、そういう発言はしたい」と説明。引き続いてチームの先頭に立つ覚悟を示した。

後半途中から堂安に代わって途中出場した食野は、一定のアピールに成功した。それでも「自分のポジションはタレントが豊富なので、結果を出し続けてよりレベルアップしないと」と課題を掲げた。森保監督が試合後に「我々が持っている目標(東京五輪での金メダル)が私だけのものなのか」と厳しい口調で選手に投げかけたことについては「自分の士気も上がった。そういったカツに、もっとやらないといけないと感じた。言葉の重みがあった」と背筋を伸ばした。

元G大阪所属の2人は前日の試合後、広島から関西圏の自宅や実家に戻り、短い時間ながらリフレッシュして今後に備えた。