G大阪U23監督が唐山に太鼓判、大黒映像見せ刺激

ガンバ大阪の森下仁志U-23監督(47)が13日、U-19日本代表候補に選ばれたFW唐山翔自(とうやま・しょうじ、17)に太鼓判を押した。大阪・吹田市内での練習後、オンラインで取材対応した。

唐山は今回、代表候補メンバーに入ったが、クラブの事情でこの日、合宿不参加が決まった。合宿は11~15日まで千葉県内で行っている。本来は12日のJ3ガイナーレ鳥取戦を終えて合流するはずだった。同代表は、10月のU-19アジア選手権(ウズベキスタン)に向けて強化しており、将来のA代表予備軍になる。

森下U-23監督は「理由の一番はトップチームありきなので、けが人や、全体の人数を考えてクラブの事情で不参加になった。本人は行きたいと思っているし、代表も来てほしかったと思う」と説明した。

ユースに在籍していた唐山は現在高3ながら、飛び級で今春からプロ契約を結んだ。高2だった昨年は、2種登録でJ3に出場するG大阪U-23チームを主戦場にした。9月1日の福島ユナイテッドFC戦では、Jリーグ史上最年少となる16歳11カ月11日でハットトリックを達成。U-17W杯には日本代表で全4試合に出場した。今季も6月28日のカマタマーレ讃岐とのJ3開幕戦で1得点を記録していた。

森下U-23監督は「唐山とはメンタル面を含めて、常に話をしている。最近は試合の中で感情をコントロールできるようになった」と成長を認め、10月のU-19アジア選手権のメンバー入りへ、指導者として自信を見せた。

今季J3開幕前には、クラブOBで日本代表でも活躍したFW大黒将志の映像を唐山に見せたという。「ボールのないところの準備、動きだしは(大黒)将志は日本一だと思う。話すよりも見せた方がいいと思った」と同監督。頭にも刺激を与えている。

体のサイズは178センチ、65キロと細い印象だが、見た目よりもスケールの大きいプレーをするのが特長。足技も器用で、打点の高いヘディングシュートも磨きがかかってきた。今季J3は全3試合にフル出場中で、15日のロアッソ熊本戦(アウェー)にも先発が確実。J3で成長を続けて、アジアの頂点を狙うことになる。【横田和幸】