日本代表なでしこジャパン(FIFAランキング11位)が4大会連続の決勝トーナメント(T)進出を決めた。
2-0でコスタリカ(同36位)を下して開幕2連勝を飾った後、同組のスペイン(6位)がザンビア(77位)に引き分け以上なら、という条件下でスペインが5-0で大勝。最終節を残して1次リーグ突破が決まった。31日のグループ最終戦でスペインと首位通過を懸けて対戦する。
コスタリカ戦では、W杯初先発のMF猶本光(29=三菱重工浦和)と2戦連続先発起用されたFW藤野あおば(19=日テレ東京V)の大会初ゴールで快勝。藤野は男女を通じて日本のW杯最年少弾。10代の得点も史上初となった。
先制の猶本は「試合前から、あおばや(FW田中)美南が持てば自分にチャンスが来るかなと思っていました。結果を残したいと思っていたので、実際にそうなって本当にうれしい。自分のゴールで勝たせたいと思っていたので、貢献できてうれしいです」と喜びつつ、すぐ「まだ次のスペイン戦もありますし、1戦1戦、しっかり勝ちを積み上げていきたい」と表情を引き締めた。
藤野もゴールに「やったぁ!」と声を上げ、駆け寄る仲間に祝福されて満面の笑みになったが、その後しっかりベンチに走ってチームで喜びを分かち合った。
後半はコスタリカ決死の守備に手を焼き、追加点こそなかったものの、難しい2戦目も勝ち切った。守備陣は2試合連続の完封。得点7、失点0という盤石の内容で勝ち点を6とし、決勝T進出を決めた。
開幕2連勝は、優勝した11年W杯ドイツ大会、準優勝の15年カナダ大会以来3度目で、ともに決勝まで進出という吉兆の発進となった。
池田太監督も納得。「初戦をしっかり勝った後の難しい2戦目も緩みなく隙なく戦えた。守備陣も集中していましたし、誰が出ても、なでしこジャパンの戦い方ができている。しっかり準備して次のスペイン戦へコンディションを整えていきたい」と次戦を見据えた。
得失点差で、日本はスペインに次ぐC組2位に。逆転の1位突破を争う第3戦スペイン戦は31日午後4時から行われる。

