FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会は11日(日本時間12日)、準々決勝の2試合が行われ、60年ぶり2度目の優勝を目指すイングランドがノルウェーに延長の末に2-1で逆転勝ちして準決勝に進んだ。MFベリンガムが2得点した。
もう1試合は2連覇を狙うアルゼンチンが延長の末、スイスを3-1で退けた。1-1の延長後半にFWアルバレスとFWラウタロ・マルティネスが決めた。4強が出そろい、準決勝ではフランスとスペイン、イングランドとアルゼンチンが対戦する。
イングランド-アルゼンチンは因縁の対決となる。フォークランドの領有をめぐり、政治的対立が続き、1982年には同地で兵火も交えた。サッカーの世界にもこの敵対ムードは影響しており、試合のたびに選手、サポーターともにエキサイトする。
1986年メキシコ大会ではアルゼンチンのMFマラドーナが二つの伝説を生み、後半6分に「神の手」ゴールで先制。同9分には「5人抜きゴール」で2点目。アルゼンチンは勢いに乗って優勝した。
1998年W杯フランス大会では決勝トーナメント1回戦で対戦。アルゼンチンのMFシメオネとの小競り合いでイングランドのMFベッカムが退場した。試合は2-2のままPK戦に突入し、アルゼンチンがGKロアの好セーブで勝ち上がった。
2002年の日韓大会は1次リーグで対戦し、イングランドが1-0で競り勝った。前半44分、FWオーウェンの突破から獲得したPKをベッカムが決めてリベンジした。
国際Aマッチでの直近の対戦は2005年11月の国際親善試合。イングランドは2度先行される苦しい展開だったが、後半45分にオーウェンが決勝点を決めて3-2で競り勝った。
FIFAの統計によると、過去の国際Aマッチの対戦は13試合あり、イングランドが6勝、アルゼンチンが3勝、引き分けが4試合となっている。


