4月30日に一般女性との結婚を発表し、5月3日に31歳の誕生日を迎えた柏の守護神・菅野孝憲が3日、6日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ビンズオン(ベトナム)戦に向けて意気込みを語った。

 柏はすでに1位通過での決勝トーナメント進出を決めており、ビンズオンも敗退が決まっている。

 数字上は消化試合だが、菅野は「メンバーは替わると思うんですけど、チームの底上げという意味ですごく大事な試合。行くメンバーで『自分は出ないだろう』という中途半端な気持ちでいる選手がいたらいけない。気持ちが緩んでしまいそうな試合でどれだけ自分を追い込めるか、今まで出ていない選手がどれだけチャンスを生かせるか。選手1人ひとりが試されると思う」と力説した。

 31歳となった自身についても「サッカー選手としてちょうど半分来たという感じですね。試合に持っていく精神的な部分とか、サッカーの楽しさをやっと半分くらい分かってきた。だからあと半分やりたいですし、やらなくちゃと思います」と意欲を見せていた。