J2横浜FCは関東サッカーリーグ1部のtonan前橋に快勝した。

 前半から主導権を握り、相手陣地で優位にプレーを進めた。同7分、MF松下年宏(31)の直接FKが相手GKにはじかれるも、こぼれ球にMF佐藤謙介(26)が右足を合わせゴールネットを揺らした。同37分には中央20メートル付近から松下がFKをゴール右隅に直接決め、前半を2-0で折り返した。

 後半、相手に隙を与え、ピンチも迎えたが、GK南雄太(35)が好セーブで得点を許さなかった。同37分にMF永田拓也(24)の左クロスにFW黒津勝(33)が頭で合わせて、試合を決定づけた。

 ミロシュ・ルス監督(53)は「思い描いているいいプレーができた。アグレッシブさや気持ちを全面に出せていた」と満足した。