序盤は、ホームのジュビロ磐田が好機をつくった。前半4分、MFアダイウトンがMF中村俊のスルーパスに抜け出した。しかし、GKとの1対1を決められず。同7分には中村俊がFKを直接狙ったが、これも柏レイソルGK中村の好セーブに阻まれた。

 すると、柏が先制点を奪った。0-0の前半44分。FW伊東の右クロスから、最後はFWクリスティアーノが右足で決めた。

 1点のリードを許した磐田は、後半からMF宮崎に代わってDF小川大が出場。同18分にも、FW川又に代えてFW斉藤を投入した。同21分には中村俊が、ループ気味のシュートでゴールを脅かすなど、選手交代を契機に反撃に出た。

 しかし、2点目も柏だった。同29分、カウンターからクリスティアーノが右サイドを突破し、クロス。これを155センチのMF中川が、頭で決めて突き放した。

 その後は、両チーム無得点のまま試合が終了。柏が6連勝、磐田は今季初の連敗となった。