FC東京MF中島翔哉(22)のポルトガル1部ポルティモネンセ移籍が18日、決定的となった。

 先週、期限付きでの獲得オファーが正式に届いて条件面の精査に入っていたが、関係者によると、欧州移籍市場が閉まる31日を見据えた結果、週明けには合意に達する見通しとなった。

 クラブは戦力として慰留に努めてきたが、本人の海外志向が強い上に契約解除条項をほぼ満たす提示を受けたため、容認に傾いた。

 中島は19日のアウェー浦和レッズ戦でベンチ入り。「(欧州挑戦の)気持ちは決まっているし、クラブにも伝えた。今は目の前の試合に集中してチームに貢献したい」と話して遠征のバスに乗り込んだ。