ガンバ大阪が4日、沖縄・南城市で2次キャンプをスタートさせた。気温12度だが、風が冷たく雨も降る中で約1時間、実戦形式を中心に練習。新布陣も試しながら、かっぱを着たレビークルピ新監督(64)の指導にも熱が入った。

 主力組の中盤で試された今季浦和レッズから新加入のMF矢島慎也(24)は「いきなりだからうまくいかないこともあるけど、対外試合をこなしてやっていけたら。浦和のインサイドハーフ(中盤の脇)とは似てるけど、また違う。初めてやる位置。でも、守備でも攻撃でも自分の良さが出せると思う」と手応えを得た。

 5日にはJ2京都サンガFCと初実戦が予定されている。期待の新戦力は「アピールする場所。とにかくケガを絶対にしないようにしたい」と開幕スタメンを目指し、士気を高めた。