清水エスパルスの激励会が13日、静岡市内で行われた。ヤン・ヨンソン監督(57)を始め、全選手35人が参加した。

 テーブルを回り、スポンサーや行政、サッカー協会関係者など参加者約300人と交流した。昨季限りで現役を引退し、フロント入りした入りした杉山浩太氏(33)高木純平氏(35)もスタッフとして参加した。昨季は最終節までJ1残留をかけた戦いが続き、左伴繁雄社長(62)は「みなさんには物心両面の応援を頂いている。昨季はつらい思いをさせてしまったので、今季は成績で何倍ものお返しをしないといけないと思っています」と巻き返しを約束した。

 12日に新主将に就任したばかりのMF竹内涼(26)は、サインや写真撮影に笑顔で応じていた。「今季、応援して良かったと思ってもらえるように、強くて魅力的なチームにしたいと思います。最後まで一緒に戦いましょう」と呼び掛け、今季の躍進を誓った。またヨンソン監督は「これだけたくさんの人に支えられているんだと感じました。選手と今後も精進して、戦います」とあいさつ。「イッショニ、ガンバリマス!」と日本語も披露し、会場を沸かせた。【保坂恭子】