鹿島3年ぶり4強、33歳山本が宿敵川崎Fから2発

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<YBCルヴァン杯:川崎F1-3鹿島>◇準々決勝第2戦◇9日◇味スタ

鹿島アントラーズが3-1で川崎フロンターレに勝ち、1勝1分けとして3年ぶりに準決勝に進出した。ホームの第1戦を1-1で引き分けて複数得点が必要な中、DF山本脩斗が前半だけで今季初ゴールを含む2得点。川崎Fの猛攻をPKの1点だけでしのぐと後半にもダメを押して、昨年準優勝の宿敵から17年元日の天皇杯決勝以来、公式戦5試合ぶりに勝利を挙げた。

そこに左サイドバック(SB)の山本がいた。MF遠藤のクロスを頭で合わせた28分。相手GKのクリアを右足で押し込んだ37分。いずれもペナルティーエリア内に詰めていた。「(遠藤)ヤスがあそこで持てば見てくれる。2点目は来そうな感じがあったので『こぼれてこい』と」。33歳の嗅覚が3年ぶり14度目の4強に導いた。

会場の味スタは悪夢の場所だった。4月11日のFC東京戦で開始1分に左膝後十字靱帯(じんたい)を損傷。3カ月も離脱した。「けがでこれだけ離れたのは初めて」。改めて試合ができる喜びを感じた。1試合2得点は磐田時代の11年ナビスコ杯以来。DF内田は「誰が脩斗さんの2点を予想した? 同じポジションだけど、ああやってスルスル上がっていくのはすごい」。

その内田も、追い上げられた直後に全員を集めて「2-2でもいいんだから普通にやろう」と声を掛けた。両SBが攻守で締めて、屈指の好カードは20冠目を狙う鹿島が生き残った。

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  • 川崎F対鹿島 サポーターと勝利を喜ぶ鹿島DF山本(撮影・中島郁夫)
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