J1横浜F・マリノスが19日、横浜市内で22日のアウェー磐田戦(ヤマハ)に向けてミニゲームやシュート練習などで調整した。

J2降格圏の17位ガンバ大阪とは勝ち点わずか2差の14位で、残り8試合は負けられない戦いが続く。前節の浦和戦後の会見で“勝つメンタリティー”について言及し、選手にハッパを掛けたポステコグルー監督は今後の戦いについて「90%の力でやるんじゃなくて、常に100%の力でやるように選手たちにメッセージを伝えていって、モチベーションも含めて上げていこうとしている。自分が就任して全く違うことをやっているので、難しいとは思うが、前向きに終わると思っている」と力を込めた。

この日はファンサービスデーで、選手は練習後に集まった約350人のファンとのサインや写真撮影に応じた。18日が35歳の誕生日だったDF栗原勇蔵は両手に抱えきれないほどのプレゼントを受け取り、移籍後初のファンサービスデー参加となったMF久保建英(17)も笑顔でファンと触れ合った。

出場停止が明け、磐田戦での先発復帰が濃厚なDF松原健は「どんな形でもいいので、勝ち点3をとる。浦和戦では自分だったらこうするなとかを見ていたし(内容は)悪くなかったと思う。いいイメージだけを共有して勝ち点をとれたら」と意気込んだ。