磐田小川航基、果敢にゴール狙うも不発 札幌とPO

<YBCルヴァン杯:磐田0-2清水>◇1次リーグ◇22日◇ヤマハ

プレーオフ進出を決めていたジュビロ磐田は“消化試合”を落とし、1次リーグD組2位が確定。来月のプレーオフは北海道コンサドーレ札幌と対戦する。

「静岡ダービー」で公式戦4戦ぶりの勝利を狙う磐田は、U-22日本代表FW小川航基(21)が果敢に宿敵ゴールを狙った。0-0の前半20分、ピッチ中央付近で清水エスパルスDFエウシーニョを振り切り、加速。ドリブルから右足で狙った。同24分には右CKを頭で合わせ、同41分にもゴール前でスルーパスに反応。反転シュートを放った。

今季3度目となる伝統の一戦。2日前に先発を明言されたストライカーは「自分のゴールで勝つ試合にしたい」。あと1歩のところで精彩を欠き、先制点とはいかなかった。だが、言葉に込めた思いをプレーで表現。この日、ルヴァン杯では今季初めて4バックの布陣を採用した名波浩監督(46)の起用に応えるべく、その最前線で積極的な姿勢を見せた。

しかし、後半17分だった。右サイドから突破を許し、ピンチを招く。相手のシュートが1度はクロスバーに当たり救われたが、こぼれ球を押し込まれた。先制点を失うと、同27分に訪れた決定機でも小川航のシュートはポストを直撃。同32分には追加点を奪われるなど、最後まで本拠地ヤマハが沸くことはなかった。

これで清水戦は、クラブワーストタイの公式戦4連敗となった。それでも、下を向いてる暇はない。D組2位で進むプレーオフでは、準々決勝進出を懸けてA組1位の札幌とホームアンドアウェー方式で対戦。6月19日、第1戦をホームで迎える。「静岡ダービー」で味わった悔しさを胸に、先手を取る準備を進める。【前田和哉】