ヴィッセル神戸が泥沼の連敗地獄から脱した。

J1リーグ戦クラブワーストの7連敗、ルヴァン杯を含めた公式戦9連敗で迎えたホームの湘南ベルマーレ戦。後半9分に右サイドDF西大伍(31)のセンタリングをFWウェリントン(31)が右足で合わせて先制した。

さらに28分はMF三田啓貴(28)が豪快に左足で決めて追加点。直後の30分、FWダビド・ビジャ(37)が個人技で持ち込み、左サイドから3点目を突き刺した。33分に発熱で離脱していたFWルーカス・ポドルスキ(33)を投入。41分にそのポドルスキが左サイドからセンタリング、ウェリントンが頭でとどめの4点目をたたき込んだ。

湘南は後半45分、FW指宿洋史(28)が反撃のゴールもそこまでだった。

神戸はフアンマヌエル・リージョ前監督の突然の退任を受け、再登板した吉田孝行監督(42)にとっても復帰後の初白星となった。