来季からJ1を舞台に戦う横浜FCのFWカズ(三浦知良、52)が9日、成田空港から自主トレーニング先のグアムに出発した。チームメートのFW瀬沼優司(29)、韓国1部江原でプレーするMF中里崇宏(29)を伴い、来季に向けて始動する。今回の自主トレーニングのテーマはコンディションアップで「特別なJ1用の練習なんかないですから」とし、例年通り、3部練習を基本に、体と向き合いながら臨機応変に休みも取り入れていくという。

リーグ戦が終わり、約2週間のオフがあったが、2日に1度、5キロ走の有酸素運動と筋トレ、体幹で体を動かしてきた。来季は東京オリンピック(五輪)開催で、ルヴァン杯、天皇杯も含めた過密日程が予想される。

「J2だとリーグ戦だけですけど、カップ戦も入る中で、そこで自分がどうアピールできるか。もちろん、やる以上はリーグ戦の開幕スタメンは全員が目指すところ。自分もそこを目指して、2月の開幕にいい状態で行けるようにきちんと整えたい」と意欲を見せた。