ノルウェー代表の湘南ベルマーレFWタリク(31)が、同代表チームメートの活躍に触発された。21日のJリーグ開幕戦となるホーム浦和レッズ戦に備え、19日には平塚市内で非公開練習に参加した。

18日(日本時間19日)の欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント第1戦では、母国代表のドルトムント(ドイツ)のFWハーランド(19)がパリサンジェルマン(フランス)戦で2ゴールの活躍。ノルウェー代表で10番を背負うタリクは「朝早かったので試合は見ていないが、ノルウェーのメディアにたくさん取り上げられていたのをチェックした。私も誇りに思う」と気合を入れ直した。

来月の国際Aマッチデーでともに同国代表に招集される可能性があり「そこまでコンディションをキープしていてほしい」と若きFWに期待。自らは浦和とのリーグ開幕戦に集中しており「自分もできればゴールしたい」と笑顔をみせた。 ノルウェー代表では通算60試合出場で10得点を挙げている。湘南合流直前まで所属したスウェーデンリーグのAIKソルナではリーグ途中で28試合11得点をマークしていたタリクが点取り屋としての集中力を研ぎ澄ませていた。