女子サッカー・なでしこリーグ1部の日テレ・東京ヴェルディベレーザは24日、静岡市の清水ナショナルトレーニングセンターでキャンプインした。

所属23選手が参加。リーグ6連覇に向け、29日まで合宿する。歓迎セレモニーで、水揚げされたばかりの釜揚げしらすや、静岡茶、地元産のみかん「はるみ」、石垣いちご「紅ほっぺ」を贈られた。

今月の日本女子代表候補合宿には10人が招集されるなど、代表の活動を兼ねる選手が多い。永田雅人監督(46)は「全員が集まる貴重な機会。良い成果を得る準備をしたい」と語った。26日には、OGの本田美登里氏(55)が監督を務める静岡SSUアスレジーナと練習試合を行う。

2011年の東日本大震災後、FW遠藤純(19)は福島県から静岡県東部に避難。JFAアカデミー福島で技術を磨き、日本代表として活躍している。「今年は1対1に強くなって、自分に自信を持ちたい」と意欲を示した。【倉橋徹也】