連戦も現有戦力で乗り切る。コンサドーレ札幌三上大勝GM(48)は16日、新型コロナウイルスの影響で中断しているJリーグ公式戦の再開後に見込まれる連戦も、補強なしで戦い抜く考えを口にした。「過密日程になるだろうが、今は(補強は)考えていない」と話した。

現在所属は28選手。特別指定の来季加入が内定している法大GK中野小、2種登録済みの札幌U-18の4選手を加えた構成で、週2ペースが見込まれる試合をこなしていく。「層を厚くすることを一番に意識してスタートしたから」と同GM。昨季の戦力をほぼキープして迎えた今季。現在バセドー病治療中のGKクら離脱選手もいるが、高まっているチーム力を信じている。

そんな中で新加入FWドゥグラスの戦術理解がチームの層の厚みをさらに増すことになる。再開後のJデビューを目指し「1トップでもシャドーでも、その役割を理解している。あとはやるだけ。100%の状態で準備していきたい」。練習再開した15日に続き行われたこの日の札幌・宮の沢での練習では、雪が降る中、積極的に汗を流していた。