新潟ペドロ・マンジー「決定力落ちない」軽快に練習

  • ウォーミングアップするマンジー(中央)(撮影・小林忠)
  • シュートするマンジー(中央)(撮影・小林忠)

J2アルビレックス新潟の新戦力、スペイン人FWのペドロ・マンジー(31)が持ち前の決定力で、公式戦デビューへ向けたアピールを開始した。

3日はクラブハウス隣接ピッチでの約1時間30分の練習に参加。攻撃練習では、きれいなフォームからの右足シュートを次々とサイドネットに決めて見せた。「落ちているのは体力だけ。決定力は落ちない」。1月の高知キャンプ序盤で負った左ふくらはぎのけがから3月26日にチーム練習に復帰したばかり。「みんなとの練習は楽しい。シュート練習は特に楽しい。あとは体力面を上げていく」と笑顔を見せた。

先月28日の紅白戦では、約30分フォワードで出場した。全体練習合流から日が浅く、戦術面での連係不足を感じてはいるが、MF島田譲(29)はマンジーに対し「短い時間でチャンスを作り出していた。心強い選手が合流した」と期待を寄せる。マンジーは「前線からの守備でも貢献したい。ピッチ上で最低限必要な右、左、上、下の日本語は覚えた」と日本語を交えながら話した。

「新潟の静かな街並みが好き」。散歩が趣味だが、現在はコロナウイルス感染防止のために外出は控えている。そのぶん、自炊に手を入れる。「じゃがいも入りのスペイン風オムレツが得意だよ。家事はなんでも自分でできる。ずっとひとりでも平気かな」と新潟での独身生活を満喫している。

Jリーグは3日、臨時の実行委員会をウェブ上で開き、2月末から中断している公式戦の開催日程を白紙に戻すことを決定した。目指していた5月2日のJ2再開も先延ばしとなる。それでも再開戦に向け「まずは激しいポジション争いを勝ち抜かなければならない。紅白戦でのプレー時間も長くなるので全力でアピールする」と意気込んだ。【小林忠】

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新加入の外国人選手たちは島田に「サムライ」とあだ名をつけている。きっかけは高知キャンプでの出来事。ちょっとしたけがで大げさに痛がる外国人選手に対し「俺は少しのけがでは痛がらずプレーする」と島田が放ったひと言だった。それ以降、「シマダはサムライだ」と言われ始めた。マンジーも「球際の強さなどプレーもまさにサムライ。尊敬している」と笑っていた。