FC東京は9日、日本代表MF橋本拳人がロシアリーグ1部のロストフに完全移籍することを発表した。今後メディカルチェックを行い、問題がなければ正式契約の運びとなる。

橋本は東京の下部組織からのたたきあげ。12年にトップチームに昇格し、熊本への期限付き移籍なども経験しながら15年にJ1デビューを果たした。

昨季は自身初のリーグベストイレブンに選出された。日本代表にも初選出されて7試合に出場するなど、飛躍の年になった。

橋本はクラブを通じ「海外挑戦という夢を後押ししてくれたクラブ、サッカーを始めてから僕を指導してくださった指導者の方々に本当に感謝しております。プロに入ってから今までを振り返ると辛いこと、悔しかったことなど多くの困難がありましたがすべてを乗り越えられたのは、自分を支えてくれた家族、チームメート、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさんの応援のおかげです。東京の優勝を心から願っています」などとコメントした。