Jリーグは24日、プロ野球と合同で「第14回新型コロナウイルス対策連絡会議」をオンライン上で開催した。会議では金明輝監督ら関係者12人が新型コロナウイルスに感染した鳥栖についての経過と情報を共有。専門家チーム座長の東北大・賀来満夫氏は前後半1度ずつの飲水タイムやハーフタイムのミーティング時の感染リスクを指摘し、マスク着用の再徹底を求めた。

他にもビュッフェでのトング共用禁止など、指摘された改善点について、村井チェアマンはガイドラインに反映させる意向を示した。

25日には臨時の実行委員会を開く予定で「あらためて普通の生活からも感染するし、感染させる可能性があることを全クラブにお伝えするつもり」と話した。実行委員会では9月6日まで「上限5000人か収容人数50%の少ない方」とする入場者数についても協議するが、この日に政府の分科会が制限措置を9月末まで継続させることを決めたことで、政府の方針に従うことになる見込みだ。