北海道コンサドーレ札幌は2日ルヴァン杯準々決勝の横浜F・マリノス戦(札幌厚別)に臨む。

ミハイロ・ペトロビッチ監督(62)が1日、札幌・宮の沢での前日練習後オンライン取材に対応し、主力メンバー投入を示唆した。4強入りをかけた一戦を「我々がカップを手にするためにキーになる試合」と位置付ける。リーグ前節名古屋戦で先発した選手を主体に構想しているとみられる。

昨年はクラブ初の決勝進出も、あと1歩で準優勝だった。「決勝で忘れ物をした。その忘れ物を取りに行かなければならない」と、クラブ初優勝への思いを強める。今季横浜戦は3度目。リーグ戦では1勝1敗と五分で、1週間前に対戦したばかりだが「運動量、球際、ボールを奪ってからの攻撃。そういった部分が重要になってくる」と見据えた。

8月はリーグ戦未勝利(2分け4敗)も、ルヴァン杯1次リーグ広島戦は公式戦で唯一勝利した。「いい内容がなかなか結果に反映しない。こうした状況は必ず1つの勝利を持ってそれを脱することができる」と信じる。9月浮上のきっかけへ、一発勝負、負けられない。