開幕からJ3首位を快走するブラウブリッツ秋田に28日、来季2021年シーズンのJ2クラブライセンスが交付された。19年シーズンから3季連続の交付となる。今季は開幕から絶好調で前半戦を折り返し、17試合を終えて無敗の13勝4分け、失点もわずか4。1試合少ない暫定順位ながら2位熊本に勝ち点5差、3位長野に同8差と大きくリードする。最終的に2位までに入れば来季自動昇格できる。

ただ同交付にあたって、ホームのソユーススタジアム(秋田市)の施設が基準を充足してないため、制裁内容も科された。衛生施設(トイレ)の台数が現状、観客1000人に対し0・3台(基準は5台以上)しかなく、屋根で覆われている席数も221席(観客席数は1万8528席)と基準の3分の1を満たしていない。そのため、抜本的改善に向けた21年の活動計画及び今年7~11月までの活動報告を11月30日までに書面で提出することなどを求められた。また新たに、J3岩手にもJ2ライセンスが交付された。