FC東京が柏レイソルを2-1で下し、11大会ぶりのルヴァン杯制覇を果たした。

先制点は東京。前半16分、DF小川諒也がクリアしたボールを左サイドのFWレアンドロが拾い、ドリブルで一気にゴール前へ。DF1人をかわしてペナルティーエリア内に進入し、そのまま右足を振り抜いてゴール右隅を射抜いた。

同45分に柏が追いつく。FWクリスティアーノの左CKから競り合ってこぼれたボールにMF瀬川祐輔がいち早く反応し、右足で押し込んだ。

後半21分、先に東京が選手交代。MF東慶悟主将に代えてFWアダイウトン、FW原大智に代えてMF三田啓貴がピッチに入った。

同29分に東京が勝ち越しに成功。相手陣内で相手のクリアが甘くなったところを見逃さずにFW永井謙佑が頭でゴール前へ送ると、走り込んでいたアダイウトンが倒れ込みながら合わせて右隅へ蹴りこんだ。

柏は31分に3人を交代しMF神谷優太、FW呉屋大翔、MF三原雅俊を投入して1点を追う。40分にはFWクリスティアーノが右よりから強烈なシュートを放つもGKの正面を突いた。

東京は試合を通じて統率のとれた守備を崩さず、J1得点王のFWオルンガを完封。有終の美を飾った。