JリーグとNPB(日本野球機構)は19日、第30回新型コロナウイルス対策連絡会議を開き、今後の緊急事態宣言発出時も、有観客試合を続けたい方針を示し合わせた。

NPBの斉藤惇コミッショナー(81)は「我々から『無観客』と発出することはない」と明言。「この1年のラーニングはそれなりに積み重ねた。努力もしてお金をかけてセットアップしているところ(球場)と、大丈夫だろうと街を歩く人たちと、一律で外出禁止、無観客、という行政はないと思う」と、感染対策がなされた試合会場の安全性を強調した。

またNPBやJリーグが定期的なPCR検査のシステムを構築したことも挙げ、「その経験は、官邸や五輪関係者にもリリースしている。自治体が(観客動員の)決定権を持っているのでどうなるか分からないが、1年前と今では積み重ねたラーニングが全然違う。再び無観客というジャッジはできるだけ避けて欲しい」と呼びかけた。

これにJリーグの村井満チェアマン(61)も「全く同じ意見」と賛同。「観客を入れた試合は1000試合以上実施したが、観客席からのクラスターは1件もなかった。緊急事態=無観客という話では全くない。行政の指示に従うが、コミュニケーションを続けながらより良い形で進みたい」とした。