湘南ベルマーレはFC東京に0-1で競り負け2連敗となった。湘南はMF三幸秀稔が、リーグ戦では4月7日の第9節名古屋グランパス戦以来、3カ月ぶりに先発し、中盤の底に入った。一進一退の展開の中、後半38分、東京が高い位置でボールを奪い、FWレアンドロのシュートのこぼれ球をFW永井が押し込み失点。これが決勝点になった。

三幸は7日の天皇杯・ヴァンラーレ八戸戦で結果を残し、リーグ戦の先発につなげた。だが、白星は手に出来ず。「僕も含めて少なからず簡単なミスは多かった。ただ、守備はうまくいっていた。うまくいっている守備をどう点につなげるかを考えてプレーしていたが、終わってみて考えたら、逆にいい攻撃ができるように考えなくてはいけなかった」と反省した。

これからリーグ戦は中断期間に入る。次節は8月9日の鹿島アントラーズ戦。「リセットしてフレッシュな気持ちで集まれる。もう1回、一から競争してチーム全体でいい練習をしてやっていきたい」と話した。