コンサドーレ札幌はG大阪に0-2で敗れた。約3週間ぶりのリーグ戦で、勝てば9位に浮上できたが逃した。前半29分に先制を許し、後半8分に追加点を奪われた。1週間のオフ、2週間の練習期間があっただけに、ペトロビッチ監督は前日29日に「選手たちは明日の試合に向けて絶対に勝ちたいって思いがある。しっかり準備してきたものを出してくれると思っている」と話していた。だが、なかなかゴールを決めきることができなかった。

中2日で臨んでいたG大阪は、27日大分戦(2○1)で後半ロスタイム弾での劇的勝利を挙げていた。勢いと試合勘に札幌は押された。もともとは3月に開催予定だった1戦。リーグ戦中断明け前に1試合こなしたことで「再開前に試合が入ったことは後半を戦う上でプラスになるかもしれない」と指揮官。敗戦は悔しいが、次節浦和戦へ気持ちを切り替える。

▽ペトロビッチ監督 選手はベストを尽くしてくれたが、前半20分ぐらいまでにあったチャンスを決めきれなかった。決められるところで決められないと、難しい展開になってしまう。

▽5月29日柏戦以来の先発出場となったFWジェイ 相手の方がテンポが良く、自分たちはリズムに乗れなかった。次は自分がチャンスをしっかり決められるようにしたい。

▽15試合連続フル出場の田中駿 2失点とももったいない軽い失点。前後半にチャンスもあったし、決めきれないと苦しい試合になることを痛感した。