北海道コンサドーレ札幌DF田中駿汰(24)が19日、守備の要として今季初の3連勝を見据えた。

札幌・宮の沢で21日アウェー・大分トリニータ戦(昭和電ド)に向けた練習に参加。MF宮沢が今節は累積警告により出場停止のため、代わって3バック中央で先発に起用される可能性がある。攻撃の組み立てを担っていた主将不在を埋めるべく、パスの好供給を目指しながら「DFがしっかりゼロに抑えて前線の選手にしっかり気持ち良くプレーしてもらうことを心掛けたい」と誓う。

大分戦からルヴァン杯準々決勝を含め、中2~3日の7連戦がスタートする。前節14日FC東京戦(3○2)で今季2度目の2連勝を挙げて8位に浮上し、3位鹿島に勝ち点6差。さらなる上位進出に「絶対落とせない試合。すごく大事な試合」と、狙うのは敵地での勝ち点3だけ。対大分は、6月19日ホーム戦で2-0の完封勝ちし、J1での初白星を挙げている。「今までどおり自分たちのサッカーでしっかり勝ちたい」と、やる気をみなぎらせていた。