川崎フロンターレFWレアンドロ・ダミアン(32)が、休養をエネルギーに変える。

6日に予定されていた第20節のサガン鳥栖戦(等々力)が、鳥栖のトップチームにおいて選手、スタッフの複数名に新型コロナウイルスの陽性者が出たため、試合中止となった。これによって、中2日で迎える予定だった9日ガンバ大阪戦(等々力)は中6日となった。7日、オンライン取材に対応したダミアンは「時間が空いたことで、休養、準備の時間が出来て良かった」と話した。

リーグ2連覇中の王者だが、現在公式戦は3試合勝ち星なし。ダミアン自身も5月29日の京都サンガ戦を最後にスタメンから遠ざかり、4月9日の柏レイソル戦から無得点が続く。今季はここまで3得点。昨季のリーグ得点王が、本来の力を発揮出来ていない。「個人的、チームとしても、ここ数年のような形が出せていない。成長という意味で、確認作業に時間を費やすことが出来た。辛抱強く、どんな時でもやり続けることが大事」と自分を信じ、爆発させる。