J2が18日に開幕する。今季は清水エスパルスとジュビロ磐田、藤枝MYFCの3クラブが同じカテゴリーでしのぎを削る。開幕戦は清水がホーム(アイスタ)で水戸ホーリーホックと対戦。磐田もホーム(ヤマハ)にファジアーノ岡山を迎える。クラブ史上初のJ2となる藤枝はアウェー(いわきG)でいわきFCと激突する。開幕に向けて準備を進めてきた県勢3クラブの現状などを考察し、今季の戦いぶりを展望する。【神谷亮磨】
清水は上位進出の有力候補だろう。もっとも、J2屈指のタレントを誇っているだけに、J1昇格は「至上命令」となる。結果だけでなく、就任2年目のゼ・リカルド監督(51)が目指す戦い方の完成度も求められる。
指揮官が新たに取り組んだのは3バックの新布陣。同監督が「オプションの1つ」と位置付けているシステムでの戦いぶりに注目したい。3バックでは前線に人数をかけ、攻撃に厚みを持たせている。さらに、ハイプレスからボールを奪う積極的な守備の練習にも時間を割いてきた。昨季からのベースとなっている4バックとの併用がスムーズにできるかが、長いシーズンを安定して戦っていく上でのポイントになりそうだ。
今季は下馬評の高い清水に対し、捨て身の覚悟で挑んでくるクラブも少なくないはずだ。相手や試合状況に応じた臨機応変な戦いぶりも求められる。今季、選手の多くはJ2優勝を目標に掲げた。戦力に比例した「横綱相撲」で勝ち抜いていく姿を期待したい。



