今夏にプレミアリーグの強豪マンチェスター・シティー、スコットランド1部のセルティックがそれぞれ来日し、J1の横浜と親善試合を行う計画を進めていることが4日、分かった。Jリーグ関係者によると、リーグが中断期間に入る7月下旬に試合を行う方向で調整を進めている。

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欧州の強豪マンチェスターCとセルティックが、昨季のJ1王者横浜と対戦するプランが水面下で進んでいる。7月は欧州主要リーグのプレシーズン期間に当たり、2クラブにとっては開幕に向かうための強化試合としての機会にもなる。横浜はリーグ制覇を遂げた19年7月も日本ツアーを行ったマンチェスターCと対戦しており、再びハイレベルの90分間が期待される。

マンチェスターCは横浜と同じシティーフットボールグループ。19年は当時プレミアリーグ2連覇中で、横浜に3-1で勝利も、グアルディオラ監督は試合後に「素晴らしいテストになった。(横浜は)驚くほどの質だった。スピーディーで技術があった」と称賛の言葉を残している。開催された日産スタジアムには6万5000人を超える観衆が詰めかけた。

また今夏はセルティックも参戦予定。横浜の前指揮官であるポステコグルー監督のもと、日本代表FW前田大然、昨季横浜でJ1のMVPに輝いたDF岩田智輝ら、複数の日本人選手も所属している。マンチェスターCとセルティックによる対戦が実現するかは現時点で不透明だが、横浜には2クラブとの対戦でワールドクラスに挑む機会が訪れることになりそうだ。