川崎フロンターレが14日、神奈川・川崎市内で、FWレアンドロ・ダミアン(34)とMFジョアン・シミッチ(30)の退団セレモニーを行った。

888人のファンが集まる中、ダミアンは「みなさんの優しさ、応援、声援があったからこの5年間本当に幸せな時間を過ごすことができました」などとあいさつ。ファンから寄せ書きでいっぱいのタペストリーを贈呈された。写真撮影のほか、全員とハイタッチなどで触れ合い、最後の別れを惜しんだ。

19年に加入したダミアンは、5シーズンで127試合53得点。21年には得点王とMVPをダブル受賞するなど、川崎Fの黄金時代をけん引した。「自分に関わる全ての人が、川崎フロンターレの皆さんの優しさを感じて、幸せを感じていた。素晴らしい5年間でした。言葉にならないほどの感謝の気持ちでいっぱいです」と目を潤ませた。

元ブラジル代表として輝かしいキャリアを持ちながら、最前線から全力で守備をする姿は、多くの選手に影響を与えたに違いない。「この5年間というものは今までのサッカー人生の中でも大きな財産かなというふうには思っています」と振り返った。

退団の経緯としては、「クラブとの話し合いの中でそのような方向というふうになりましたけれども、自分としては、本当に川崎フロンターレというクラブには感謝の気持ちでいっぱいです」。続けて「何のわだかまりもなく、いい気持ちでこのクラブを去ることになりました」と明かした。

今後について「この日本で続けられれば、日本で続けていきたいと思っています」と日本でプレーする意志を示した。その理由として家族も含めて幸せな5年間を過ごしたことをあげ、「そんな素晴らしい国でまた引き続き、もしプレーするチャンスがあるのであれば、やっていきたいなというふうには思ってます」と説明した。【佐藤成】