19年ぶり4度目の頂点を狙ったサンフレッチェ広島が、2年連続決勝で涙をのんだ。準優勝はこれで最多記録を更新する8度目。

延長110分は両軍無得点に終わり、PK戦は20人目まで突入する大熱戦。最後は後攻の広島がキックを阻止され、3時間近い死闘に幕を閉じた。

野田知監督(56)は「お互い戦い方は違うが、ともに良さが出た試合。延長戦に入っての走力は、相手が上だったかもしれない」と総括した。

両クラブによる決勝は04年大会以来、2度目。当時もスコアレスのまま、PK戦で鹿島に屈した。

主将マークをつけたDF林詢大(しゅんた、18)は「タイトルを取りに静岡までやって来たが、もっと勝負強さを身につけないといけない。普段の練習からこだわりを持ちたい」と、課題を掲げた。

残り4試合となったプレミアリーグ西地区で、広島は現在3位。逆転Vを目指し、残された公式戦に悔しさをぶつける。