決勝進出を狙うリバープレートは、クラブW杯準決勝で広島(16日、ヤンマー)と対戦する。

 大阪・ミナミを流れる道頓堀川沿いの繁華街に15日夜、リバープレートのファンら数百人が押し寄せ、警察官に取り囲まれる騒ぎとなった。集まったのは主に外国人で、太鼓に合わせ応援歌を大声で歌い、旗を振った。中には冷たい川にダイブしたり、橋の欄干に立ったりする人もいて、警察官が英語で「日本のルールに従って」と呼び掛けた。

 広島のサポーターと肩を組んで歌うなど“前夜祭”は大盛り上がり。アルゼンチンのテレビ局がその模様を取材し、辺りは騒然とした。大阪府警によると「想定外のことで各方面から応援を呼んだ」と、パトカーや白バイなど10台以上が出動した。アルゼンチンから来たハビエル・ラフォルカデさん(32)は「フェイスブックでの仲間の呼び掛けに応じて集まった。選手もいて興奮した」と話した。