アウクスブルク移籍後、ブンデスリーガで8分の出場にとどまるFW宇佐美貴史(24)について、クラブ側が日本代表に招集されなかったことでコンディションが上がることを期待していると、地元紙アウグスブルガーアルゲマイネ紙が報じた。

 チームマネジャーのシュテファン・ロイター氏が同紙の取材に応じ、「昨シーズン夏まで日本でプレーし続け、休息なしでこっちに移籍してきた。だが、彼がまだ調子を上げてくると信じているよ」と、休暇なしでドイツに来た宇佐美のコンディション面が、クラブ側の期待まで達していないことを示唆。一方で「明らかな向上がみられる。いつもいいトレーニングをしている。(代表に招集されず)完全にアウクスブルクでのことに集中できる」と期待を寄せた。(中野吉之伴通信員)