FWロナルドら主力を欧州CL準決勝第2戦に備えて休養させたレアル・マドリードだったが、すでに降格が決まったグラナダ相手にアウェーで4-0で快勝した。

 前半3分、MFバスケスのペナルティーエリア右からのグラウンダーのクロスにMFロドリゲスが右足を合わせて先制点を奪うと、同11分にもロドリゲスが左からのDFコエントランのクロスをファーから頭でたたき込んだ。同30分にはDFダニーロの右からの折り返しをFWモラタが右足で蹴り込み、さらに同35分、再びモラタがペナルティーエリア左の角度のないところから右足シュートを突き刺して前半で早くも4-0とリード。後半にスコアの動きはなかったが、危なげなく勝利した。

 グラナダのアダムス監督は「Rマドリードは我々とは次元が違う」とお手上げだった。

 3連勝のRマドリードは勝ち点を84と伸ばし、暫定首位バルセロナに並び、得失点差で暫定2位。残りは3試合で、10日に欧州CLでアトレチコ・マドリードと対戦した後、14日にセビリア、17日セルタ、21日にマラガと戦う。ジダン監督は「バルセロナがどうしようと関係ない。自分たちの戦いに集中する」と3季ぶりの優勝へ気合を入れた。