13日(日本時間14日)にローマでイタリア・スーパー杯ユベントスーラツィオ戦が行われる。

 ラツィオのS・インザーギ監督はこの試合に向け、ケイタを招集しなかった。「この試合は全力を出さなければならない。ケイタはそれに見合うメンタルと適切なモチベーションを持っていればプレーさせるが」とコメントし、招集しなかった。ケイタは自身のツイッターに「とても残念だ。シーズン最初の大切な試合で、そのために準備をしていたのに。クラブの決定はスポーツ面以外のものだろう。私はこれにより精神的なダメージを受け、どう行動していいかわからない」と書き込んだ。

 ユベントスがケイタの獲得を望んでおり、本人も移籍したがっているといわれている。ただしラツィオのロティート会長は最初に決めた移籍金2500万ユーロ(約32億5000万円)+ボーナスから動く気配はない。ユベントス側は1500万ユーロ(約19億5000万円)から1800万ユーロ(約23億4000万円)でオファーしているが、ケイタの契約終了が近く、その時にはゼロで獲得できるため、金額を上げるつもりはない。ただし、試合前後に両クラブの幹部が話し合う可能性もあるという。