フランス1部パリサンジェルマンに所属するフランス代表MFアドリアン・ラビオ(23)は、来季の移籍先にバルセロナではなく、ライバルのレアル・マドリードを選択したと、4日付のスペイン紙アスが報じた。

今季限りで契約が切れるラビオは、所属クラブから契約延長を打診されたが拒否したことで出場機会を得られていない状況が続いている。バルセロナへの移籍が盛んに報道されていたが、フランスの情報によるとRマドリードと口頭で基本合意に達したという。

Rマドリードに再就任したジダン監督は、今夏に選手の大幅な入れ替えを考えているという。特に中盤を考えており、33歳のモドリッチの後釜を探している。最近ではマンチェスターUのポグバ獲得が報じられていた。だが、ポグバ獲得には高額な移籍金が必要。移籍金なしで獲得できるラビオに白羽の矢が立ったと伝えた。

FWロドリゴ(18)とDFミリトン(21)に次ぐ、3人目の補強になるだろうと報じた。

(山本孔一通信員)