スペイン最大手のスポーツ紙マルカが10日、第35節のベストイレブンを発表し、日本代表MF久保建英を2節連続で最優秀選手のひとりに選出した。

マジョルカは9日にホームで行われた1部リーグ第35節レバンテ戦に2-0で勝利した。その中11試合連続の先発出場を果たし、後半39分に試合を決める今季4得点目を記録した久保について、同紙は採点で2点(最高3点)をつけた。そして久保を同僚のヴァリエント、バルセロナのピケ、セルジ・ロベルト、バレンシアのイ・ガンインなどと一緒に同節のベストプレーヤーのひとりに選んでいる。MVPはビリャレアルのカソルラだった。しかし10日開催予定のレアル・ソシエダード-グラナダ、レアル・マドリード-アラベスの選手たちはまだ試合を行っていないため含まれていない。

久保がマルカ紙のベストイレブンに選ばれるのは3回目。初選出はスペイン1部リーグ初得点を記録し今季最高のパフォーマンスを披露したといわれている第13節ビリャレアル戦、2回目は0-3で敗れはしたものの孤軍奮闘した前節アトレチコ・マドリード戦だった。

久保の今季ここまでのリーグ戦成績は32試合(先発21試合)、2102分間出場、4得点4アシスト。シーズン終了まで残り3節に迫る中、マジョルカは次節、12日に苦手なアウェーでセビリアと対戦する。

なおマルカ紙選出のベストイレブンは次の通り。

・マルカ紙の1部リーグ第35節ベストイレブン(システム:4-4-2)

GK:ジャウメ(バレンシア)

DF:ルベン・ペーニャ(ビリャレアル)、ピケ(バルセロナ)、ヴァリエント(マジョルカ)、ペドラサ(ベティス)

MF:セルジ・ロベルト(バルセロナ)、バネガ(セビリア)、イ・ガンイン(バレンシア)、カソルラ(ビリャレアル)

FW:ムニル(セビリア)、久保(マジョルカ)

監督:ロペテギ(セビリア)

(高橋智行通信員)