レアル・マドリードに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(29)のマンチェスター・ユナイテッド行きが日々近づいているとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が26日に報じた。

同紙は英デイリー・エキスプレスの情報をもとに、ハメスの代理人が近々、マンチェスター・ユナイテッドの首脳陣と会合を開く予定であることを伝えている。

ハメスの契約は2021年6月30日までとなっているが、Rマドリードはハメスがジネディーヌ・ジダン監督の構想に入っていないため売却を希望している。一方、マンチェスター・ユナイテッドは2500万ユーロ(約30億円)のオファーを出す予定であるとのことだ。

ハメスは来季、アトレチコ・マドリード行きを望んでいるが、手取り800万ユーロ(約9億6000万円)超えの年俸がネックとなり、Aマドリードとの契約が不可能になっている。

一方、マンチェスター・ユナイテッドはその高額年俸を支払うことが可能と見られており、ハメスの今夏の第一希望がRマドリード退団であるため、このオペレーションが実現する可能性は高いかもしれない。(高橋智行通信員)