乾貴士が所属するエイバルが21日、新シーズンに向けて、スペイン1部リーグの中、一番手でプレシーズンマッチを実施した。スペイン紙マルカがその模様を伝えている。
エイバルは雨の降る中、練習場で2部ミランデスと35分ハーフで対戦。メンディリバル監督は選手の足に過度な負担をかけず、できる限り多くの選手をテストするため、前後半を異なるメンバーで戦った。システムは昨季同様の4-4-2で、乾は後半からの出場となった。またBチームの5選手にも出場機会が与えられている。
試合は前半8分にベニートが先制すると、後半6分にキケ・ゴンサレス、同9分にキケ・ガルシアが追加点を奪い、エイバルが3-0の圧勝を飾っていた。
エイバルはこの後、28日に2部ラヨ・バリェカノ、29日に2部に降格したレガネス、9月4日に1部オサスナ、5日に1部ビルバオと対戦し、12日の週末開幕予定(正式な発表なし)のリーグ戦に備えることになる。
・前半のメンバー
GK:ヨエル
DF:テヘロ、パウロ・オリベイラ、マルティネス、クベロ
MF:ベニート、アティエンサ、セルヒオ・アルバレス、ハイメ・ディオス
FW:セルジ・エンリク、ウナイ・アリエタ
・後半のメンバー
GK:ドゥミトロビッチ
DF:コレア、ドゥフル、ビガス、ソアレス
MF:メンディア、アティエンサ、ディオプ、乾
FW:キケ・ゴンサレス、キケ・ガルシア(高橋智行通信員)